2009年01月18日
ゲームで社会問題を解決 高い教育効果、進む研究や開発
教育や医療問題などさまざまな社会問題の解決にゲームを役立てる「シリアスゲーム」(SG)の考えが広がり始めている。もともと米国で生まれたものだが、日本でもSGを専門に開発するメーカーが登場。学校の授業で生徒にゲームをプレーさせ、教育効果を検証する研究も進んでいる。(森本昌彦)
≪危険から脱出≫
超高層ビルで仕事中、マグニチュード7以上の大地震が起こったら、あなたはどうするか-。
平成20年12月20日にSGラボ(東京都渋谷区)が発売したパソコンソフト「D-Moment ~巨大地震編~」は、そんな想定でゲームが進行する。地震でエレベーターが停止した際などに、どうすべきかを選択肢の中から選び、地震発生直後の危険から脱出を図る。
「余震」「災害伝言ダイヤル」など地震が起きたときに知っておく必要があるキーワードは青字で画面に表示され、クリックすると詳しい情報を知ることができる。知識だけでなく、「心肺蘇生(そせい)法」の方法なども同様に画面表示され、ゲームを楽しみながら地震についての理解が深められる工夫が施されている。
同社は18年、学習研究社(品川区)とスクウェア・エニックス・ホールディングス(渋谷区)の合弁企業として設立された。SG専業メーカーとして、これまで企業をPRしたり、自治体の取り組みを伝えるゲームなどを作成。D-Momentは、一般ユーザー向けとしては初のSGとなる。
出会いサイト
≪危険から脱出≫
超高層ビルで仕事中、マグニチュード7以上の大地震が起こったら、あなたはどうするか-。
平成20年12月20日にSGラボ(東京都渋谷区)が発売したパソコンソフト「D-Moment ~巨大地震編~」は、そんな想定でゲームが進行する。地震でエレベーターが停止した際などに、どうすべきかを選択肢の中から選び、地震発生直後の危険から脱出を図る。
「余震」「災害伝言ダイヤル」など地震が起きたときに知っておく必要があるキーワードは青字で画面に表示され、クリックすると詳しい情報を知ることができる。知識だけでなく、「心肺蘇生(そせい)法」の方法なども同様に画面表示され、ゲームを楽しみながら地震についての理解が深められる工夫が施されている。
同社は18年、学習研究社(品川区)とスクウェア・エニックス・ホールディングス(渋谷区)の合弁企業として設立された。SG専業メーカーとして、これまで企業をPRしたり、自治体の取り組みを伝えるゲームなどを作成。D-Momentは、一般ユーザー向けとしては初のSGとなる。
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